あのスピンがなかったら、勝てていたのかというと、そんな単純ではないと思っています。
今年のハイランドは、本当に記憶に残る試合になりました。
JN-4クラスでは初めての2位、過去最上位です。
そして、スピンで追いかける立場になったからこそ、
あのタイムが並んだのだとも思います、トップを走る事に慣れてませんので。(苦笑)
上位4名のドライビング談義。
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ここのところ、(ジャパンを含めて)本当にしんどいラリーが続いていたので、
なんとかこの流れを変えたいという想いはチーム全員にありましたし、
準備段階(試合直前)で発生した大きな車輌トラブルや、
ショックの仕様変更等々の大がかりなセッティング変更も、
結果的には、良い方向へ向かいました。
ただ、問題のスピンは、レッキの時点、SS1とSS2の駄吉上りを走り終えた時点、と、
2度に渡って原因を取り除く為のノート修正が出来ていたハズで。
SS4でスピンしたあと、SS6を走る前にノートを確認したところ、
上りでは 『左4ロング』 なのに、
下りは単純に 『右4』 と 『ロング』 で表現していなかったこと。
イン側のガードレールが大きくあいていて、根本的に、砂利が出る事が予想でき、
かつ、SS1とSS2の時点で、既にその(砂利が出る)兆候があったのに、
いずれも修正して表現しなかったこと。
それらを助言できなかった点について、不甲斐なさを感じています。
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今回の公開オンボードは、ベストタイム連取の始まりになった、SS6の駄吉下りと...
ラリーを色濃く味付けしてくれたスピンを喫したSS4の、これも駄吉下り。
SS4 駄吉下り 1 / Length 6.30km / リザルト
SS6 駄吉下り 2 / Length 6.30km / リザルト
ちなみにデジスパイスで簡単に判った事なので、書いてしまいますが、
このスピンでロスした時間(元のスピードに復帰するまで)は 『約14秒』 でした。
仮定の話をしても仕方ありませんが...
スピンがなかったならば...
どんな展開が待っていたのでしょう?
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