2010/11/18

ペースノートのロスト防止策

画像中部の大御所、Co-Navi_KINGさまよりリクエストがありましたので、ペースノートのロスト防止策について、あくまで僕の思っているコトをツラツラと。

こんな素晴らしいテキストを作る方に向けて書くのは気がひけますが...
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以前にに書いた事と重複する部分もあります。

��.
まず、なにより第一は正確なノート作り。(つまり、レッキ1回目が重要。)
基本的な情報の間違いは重大なロスト要因、コーナーの左右、ベンド(コーナー曲率)が違う、ストレート距離が違う、どれも確実にロストに繋がります。

��.
目標物は自然に目に入ってくるモノは、最低限、書いておく。
レッキ時も本番ステージ走行時も、ノートから目が離れるタイミングはさほど変わらないので有効。
自然に視線が車外に向いたタイミングで視界に入ってくるモノ(行政境界の看板、石碑、作業小屋、大きな退避場)は、なるべく書いておいて損はないのでは。
ちなみに僕はカーブミラーを書く派です。

��.
ノートに視線が向いている時にも視界(視野)に入る、ドライバーの操作(ハンドル、シフト)から、ノートを読み上げるタイミングをつかみ、ロスト防止に。

��.
防止策ではないのですが、ロスト時に被害を広げない工夫として。
��こちらの方が大事?)

ステージ走行中、ノートが合わなくなった。
まず、慌てずに。(笑)
コースとノートを見比べて、ノート上で現在地を探すと余計に判らなくなるので、落ち着いて原因を考える。

��) ページをめくり間違えてないか
��) 行を読み飛ばしてないか
��) 早く読みすぎて判らなくなったのではないか
��) 読むのが遅くて判らなくなったのではないか

大抵の場合、この4つのどれかが原因です。

原因が判ると、ノート上の現在地も以外なほど簡単に判り、復帰できると思います。
そんなすぐには車は進みませんし戻りもしません、全く別のページにも、2段も3段も違う行へも。
上記に該当する原因がないのなら、もともとのノート精度が甘かったと思って良いのでは?

これらの原因は、なにか他に気を取られること(例えば、さっきのコーナーは危なかった、クルマから異音がする、水温がまずそうだ、カメラマンに手を振ろう、などなど。)が起こり、複雑に絡んで発生します。
だから、落ち着いて、ノートに集中して、間違い(原因)を考える、ここが重要かと。

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ちなみに、ロスト時に、ドライバーも慌ててコース読み上げてくれたりしますが、僕としてはかえって逆効果と思います。
読み上げがレッキ時と同じである保証はないので。

とりあえず、こんなところでしょうか。


6 件のコメント:

  1. ガレみや2010/11/18 21:51

    ロスト、と聞くとつい、早い復帰への一心で読み上げていました。確かになあという気分です。

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  2. ちょっと言葉たらずが多いので、また別の機会に書きますが...
    コースを読み上げるより、明確な目標物、あるいは特徴のある確実に覚えているコーナーをひとつ言う方が確実だよね。

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  3. Co-Navi_KING2010/11/20 4:52

    さっそくのご披露、ありがとう。
    来季のセミナー資料(追加用)の原案に使っても良いかな?
    とりあえず来週末、渋谷で(^^)/~~~

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  4. もう少し核心に迫る内容もあるのですが、とりあえずこんな感じで。
    詳しくは来週末の渋谷で!

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  5. ささきん2010/11/20 7:27

    なるほど~
    人によって作り方、工夫しているところなどが違うので、他の人のやり方を聞くと勉強になります。
    自分はカーブミラーは入れない派です。小屋とか看板は入れてますが…
    ロストすると焦ってしまって、復帰させるのに苦労します。
    なので、ノートに距離を0.5km毎に入れてます。
    舗装では復帰に役立ってますが、ダートでもこの技が使えるのかどうか…

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  6. これだけでセミナーすると、軽く半日はかかるから、奥深いです。(汗)
    ノートに距離は入れていますが、ロスト対策という観点ではあまり使用していないかな。
    距離が長くなればなるほどアテにならなくなりますが、リタイアしたときにはいろんな意味で有効。(笑)

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